無歯顎のスキャン戦略 (22.3.8)
次のような方法で無歯顎のケースをより簡単にスキャンすることができます。
❏ スマート軟組織フィルター>フィルターなし
- 軟組織をフィルターしません。このツールは、無歯顎アーチや石膏模型の症例に有効です。
❏ 上/下顎のスキャンの際、以下の部位を必ずスキャンするようにします。
- 上顎: 頬側/ 唇側前庭、歯茎、上顎結節、翼突上顎切痕
- 下顎: 頬側/ 唇側前庭、歯茎、後臼歯三角、下顎前歯舌側面
❏ 上顎スキャン
1. 口蓋のしわからスキャンを開始します
2. 口蓋のしわを基準に左右の歯槽頂上をスキャンし、スキャンデータの骨格を形成します。
3. 頬側/ 唇側前庭、歯茎をスキャンします。
4. 口蓋部をスキャンします。口蓋しわから始めて、左右の歯槽頂上の間を往復して口蓋部全体をスキャンします。
- スキャンが途切れる場合は、もう一度口蓋のしわから途切れたエリアに移動して再スキャンします。
- 特定のエリアで、スキャンが繰り返し途切れる場合、[最適化]ボタンをクリックして、ノイズ除去やデータ再調整を実施した後、再スキャンを開始します。
❏ 下顎スキャン
1. 後臼歯三角エリアからスキャンを開始します。
2. 歯槽頂上に沿って反対側の後臼歯三角までスキャンを行い、スキャンデータの骨格を形成します。
3. 頬側/ 唇側前庭、歯茎をスキャンします。
💡 お役立ち情報
- スキャン中歯肉とスキャナーのチップとの間隔を一定に保ちます。
- 調整に失敗した場合、形状がある部位(切歯乳頭、口蓋のしわ、後臼歯三角、 残存顎堤)を活用して、スキャンを再開します。
- Flow resinまたはLatex markerを利用して、両方の臼歯部エリアと前歯部のエリアにMatching pointを形成した後、スキャンを進めると、より容易にスキャンすることができます。
高度なスキャン戦略 (22.10.21)
無歯顎アーチのスキャン (0:14秒)
- 実際の無歯顎ケース (1:49秒)
- 部分的無歯顎ケース (3:32秒)
無歯顎ケースのバイトスキャン (4:33秒)
- ワックスリムを使用して咬合データを取得 (4:56秒)
- ワックスリムを使用して咬合データを取得 (9:13秒)
ヒント (13:49秒)
スキャンボディを使用した簡単な無歯顎スキャン (既存データの複製) (22.11.25)
無歯顎スキャン (24.3.29)
無歯顎リッジスキャンおよび軟組織のコントロール (1:15秒)
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