次のように軟組織を圧排すると臼歯部のスキャンを効率的かつ容易に行うことができます。
1.円滑な臼歯部のスキャンを実行するためにチェアの背もたれの角度を調節し、患者を十分な近くの位置に移動させます。
2.指を利用して圧排する場合、人差し指をフックの形にして、患者の頬粘膜を外側に引きます。
3.頬粘膜を圧排させた状態を維持し、スキャンを開始します。 大臼歯から前歯部方向への進行方向に沿ってスキャナーのチップと人差し指を一緒に移動させながらスキャンエリアで十分に頬粘膜が圧排されるようにします。
4.舌側面または頬側面のスキャンの際、指を利用してスキャナーを支持すると不要な軟組織のデータがスキャンされないように、歯とスキャナーを一定に維持し、スキャンすることができます。