測定ツールは、スキャンデータからの距離、角度、長さ、面積などを計算してプレパレーションの程度、咬合の高さ、歯の長さなどを測定することができる機能です。
⚠︎「測定」機能を使用して作成された断面と測定結果は保存されず、「測定」機能の終了の際にすべて消えます。測定結果の保存が必要な場合は、タイトルバーにある[画面キャプチャ]機能を使用してください。
1. [測定]を選択します。
2. 測定する関心エリアを選択ツールを利用して指定し、[確認]をクリックし、データマージンを進めます。
3. 機能ボタンを利用して、必要な距離、角度、長さ、面積などを測定します。
❏ オプションの詳細
断面の作成
- 目的の位置で線を描くと断面が作成されます。
- 複数の線を追加することができます。
断面を見る
- 断面に垂直になるようにビューを移動します。
1点の距離
- 選択された点に最も近い面または断面との最短距離を計算します。
2点の距離
- 選択された2点間の距離を計算します。
3点の距離
- 最初の点と他の2つの点を結ぶ線との距離を計算します。
3点の角度
- 3点で構成された二つの線がなす角度を計算します。
- 線1: 最初と2番目の点
- 線2: 2番目と3番目の点
4点の角度
- 各二つの点をつないだ二本の線がなす角度を計算します。
- 線1: 最初と2番目の点
- 線2: 3番目と4番目の点
1点の面積
- 1点をつけて選択した場所の断面積を計算します。
⚠️ 断面作成する必要
2点の面積
- 断面積で選択された二つの点で閉じた面積を計算します。
⚠️ 断面作成する必要
選択エリアの面積の測定
- エリア選択ツールを使用し、指定した3Dエリアの面積を測定します。
1点の長さ
- 選択した場所の断面線の長さを測定します。
⚠️ 断面作成する必要
2点の長さ
- 断面線の上に選択した2点の長さを測定します。
⚠️ 断面作成する必要
偏差表示
- 基準データと比較データの偏差を計算して表示します。
確認
- 選択したデータを利用し、結果を計算して画面に表示されます。
削除
- 選択された断面線または測定結果を削除します。
閉じる
- 前の段階に戻ります。
❏ 偏差を表示する方法
- [偏差表示]オプションは、最低二つ以上の他のスキャンデータがある場合に使用することができます。
- [偏差を表示]オプション()をクリックし、基準データとの比較データを各項目に配置します。
- 偏差の結果がカラーマップで表示されます。クリックした位置の偏差値を確認することができます。
- カラーバーの数字をダブルクリックし、範囲の値を変更することができます: カラーバーの最大値(1.000〜50.000 mm)、 許し代の最大値(0.001〜9.000 mm)
- 解像度は、カラーマップの細分化段階を変更します。解像度を高く設定すればするほど、カラーマップがいくつかの段階に細分化されます。
- [閉じる]ボタンを押すと、[偏差の表示]を完了し、[測定]機能に戻ります。
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。