「咬合分析」ツールは、上顎と下顎の咬合状態を分析し、その結果をカラーマップで表示します。スキャン前に咬合値を利用して咬合部位を獲得した場合、スキャンデータと実際の口腔状態を比較し、咬合を確認することができます。
1.「咬合」のスキャン段階で、 [咬合分析]をクリックします。
2.プログラムが上顎と下顎の咬合状態を分析し、その結果をカラーマップで表示します。
❏ オプションの詳細
解像度
- カラーマップの細分化段階を変更します。解像度を高く設定すればするほど、カラーマップがいくつかの段階に細分化されます。
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解像度: 低
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解像度: 中間
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解像度: 高
許し代
- 許し代内の咬合エリアは、カラーマップで緑に表示されます。
- カラーバーの数字をダブルクリックし、範囲の値を変更することができます: カラーバーの最大値(3.000~50.000 mm)、 許し代の最大値(0.001~3.000 mm)
- 許し代の範囲を大きくすると、カラーマップ上の緑のエリアが増加します。
顎の表示方法
- 「開いた状態」と「閉まった状態」を選択することができます。
偏差表示方法
- 「すべて表示」または「接触エリアのみを表示」のいずれかを選択することができます。
❏ 偏差値の確認方法
マウスカーソルをカラーマップの特定のエリアに移動させると、その位置の偏差値を数字表示します。
- 干渉のあるエリア: 青系で表示されたエリア/マイナス( - )偏差値
- 干渉のないエリア: 赤や黄色の系列で表示されたエリア/プラス(+)の偏差値