偏位表示モード
- このモードでは、アラインされたターゲットデータと参照データ間の偏差結果がカラーマップで表示されます。
❏ ツールボックス
ターゲットおよび 参照 データの 再割 り 当 て: ターゲットデータと参照 データの 割り当てを変更できます。
測定結果の削除: 3Dデータ 上 の 偏位 の 測定結果 をクリックし 、削除します 。
断面作成: 断面線 を 作成 します 。
カラーマップのオン/オフ:このオプションは、カラーマップのオン/オフを切り替えます。
偏差設定:偏差を計算するためのオプションを設定できます。
❏ 偏差設定
忠実度の低いデータを除外する
- データ偏差を計算するときに、忠実度の低い境界データを除外するために使用されます。
シグマによる外れ値の削除
- シグマ値を入力し、計算時に外れ値を除外するために使用します。
- 1シグマの場合、正と負の偏差に基づく計算には、1シグマ(標準偏差)以内のデータのみが使用されます。
- n回シグマの場合、正と負の偏差に基づく計算には、n回シグマ(標準偏差)内にあるデータのみが使用されます。
計算方法
- データ偏差を計算するときに、法線ベクトルと最も近い位置のどちらかを選択できます。
パーセンタイルの関心範囲
- プログラムウィンドウの左側にある[プロパティ]に表示されるパーセンタイル範囲を設定するために使用されます。 「80」と入力すると、10パーセンタイルと90パーセンタイルが表示されます。
- 太字の数字をクリックすると、偏差の最大値と許容範囲をカスタマイズできます。
- カラーバーの上にある解像度バーを調整します。解像度が高いほど、色の範囲はさらに分割されます。
- Min: 最大の負の偏差値。
- Max: 最大の正の偏差値。
- Median: データサンプルの下半分から上半分を分離する値。
- Avg (average): すべての偏差値の平均。
- Abs Avg. (absolute average): 絶対偏差の平均。
- RMS (root mean square): 偏差値の二乗平均の平方根。
- Std. Dev. (standard deviation): データセットの平均に対する分散を測定し、分散の平方根として計算される統計。標準偏差は、分布の分散を反映しています。標準偏差が最も低い曲線はピークが高く、広がりが小さいのに対し、標準偏差が最も高い曲線はより平坦で広がりがあります。複数のデータを比較する場合、標準偏差値が小さいほど、偏差値が大きい場合よりもデータが近くなります。
- Var. (variance): 分散の尺度。つまり、データのセットが平均値からどれだけ分散しているかを意味します。
- Avg.(+): 偏差値の正の値の平均。
- Avg.(–): 偏差値の負の値の平均。
- (90–10)/2: 90パーセンタイルから10パーセンタイルを引いた値を2で割った値。
- 10 percentile: 偏差値の10%の値。
- 90 percentile: 偏差値の90%の値。
- In Tol.(tolerance): ユーザーが設定した許容範囲(緑色で表示)内の差異のパーセンテージ。
❏ カラーバーの調整
- 太字の数字 をクリックすると、偏差の最大値と 許容公差 をカスタマイズすることができます。
: 許容公差 = 0.20mm
: 許容公差 = 0.05mm
解像度: カラーバーの上 にある 解像度 バー を 調整 します 。 解像度が 高くなるほど 、色の範囲 がより多くのクラスに 分割 されます 。
解像度:高
解像度:中
解像度:低
- 正確な測定値を確認するには、データの特定の位置をクリックします。
💡 ツリー表示について
- 偏差表示モードのツリー表示には、ターゲットデータと参照データにグループ化されたデータが表示されます。
- データの透明度を 1 つずつ、またはグループとして非表示、表示、または変更することで、データを簡単に制御することができます。 マウスの右ボタンで、データの各グループまたは特定のデータのオプションを表示します。
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